中退した神戸大学の理学部数学科には微塵も未練がないが、
数学には未練があるな。
意思決定論と呼ばれる分野を勉強しているのだが、
やはり面白い。
数学の何が面白いかって、
理由はいろいろあるんだけど、
やはり、ちゃんと前提を確認しながら話をするところだな。
人と議論していると、
前提を共有しないまま議論して建設的に話し合えなかったり、
前提を後出しジャンケンして俺は間違ってないみたいに主張してきたり、
徒労で終わることがある。
これは将棋やチェスで言うと、対局中に勝手に新しい駒を追加されるようなものだ。
しかし現実において、
そのような行為はもはや仕方がなく、
それでも勝てる人が優秀みたいな空気がある。
つまり前提が曖昧なまま議論しても、相手を説得できる人が優秀で、
いちいち前提を確認してくる人は優秀でない、
みたいな空気を感じるんだよね。
いや、なんとなくそんな気がするって話だ。
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