2015年11月22日日曜日

数学が面白い

中退した神戸大学の理学部数学科には微塵も未練がないが、
数学には未練があるな。
意思決定論と呼ばれる分野を勉強しているのだが、
やはり面白い。

数学の何が面白いかって、
理由はいろいろあるんだけど、
やはり、ちゃんと前提を確認しながら話をするところだな。

人と議論していると、
前提を共有しないまま議論して建設的に話し合えなかったり、
前提を後出しジャンケンして俺は間違ってないみたいに主張してきたり、
徒労で終わることがある。

これは将棋やチェスで言うと、対局中に勝手に新しい駒を追加されるようなものだ。

しかし現実において、
そのような行為はもはや仕方がなく、
それでも勝てる人が優秀みたいな空気がある。

つまり前提が曖昧なまま議論しても、相手を説得できる人が優秀で、
いちいち前提を確認してくる人は優秀でない、
みたいな空気を感じるんだよね。

いや、なんとなくそんな気がするって話だ。

2015年5月11日月曜日

先輩と雑談(2018年問題)

今日は先輩と雑談して楽しかった。

皆さんは、2018年問題というのをご存知ですか?
私は今日知りました。

2018年を境に18歳人口が減少するから、
大学が教員の新規採用をしなくなる。

らしいです。

正直、学振通ってから、私もすっかり色めきたってしまい、
ひょっとしたら頑張れば私もいつか大学で教鞭をとれるのかな、
なんて思っていました。

でもこれ本当だったら無理じゃね?

やはり当初の予定通り、
大人しく民間企業(シンクタンクとかベンチャー)を進路にしようかな、
なんて思ったりした。

でも若い優秀な(私は多分違う)研究者を囲い込まなきゃ、
大学は最終的にファクルティーを維持できなくなるんじゃないかな。

つまり学術の空洞化が進むと思われます。


色々と悩んだけど、
私自身は博士号とれなきゃ話が進まないので、
今日もあと少し研究して寝る。

2015年2月2日月曜日

実は探索が楽しい探索市場

探索市場をテーマにした多くの理論モデルに、
時間割引率というパラメータが存在する。

時間割引率とは要するに、

5分間の探索で商品を買うのと、
5時間の探索で商品を買うのでは、

商品と価格が同じなら前者の方が嬉しい、という考え方。
嬉しさが時間で割引されるというわけです。

5分 vs. 5時間

ならば、多くの人がこの考え方に賛同すると思うのだが、

5分 vs. 15分

ならばどうだろう。

ウインドウショッピングなんていう言葉が存在するように、
品物を探索することは実はそれ自体が楽しかったりする。

こういう研究した人っていないかなぁ。

絶対いるだろうなぁ。